CBR250Rパーツ待ち(MC19)

フロントのブレーキディスクを交換した時に、フロントフォークのオイル滲みが気になったので、オイルシールを交換することにしました。

開けてみると、フォークオイルはどす黒く濁り、金属の削れたカスが大量に出てきました。過去の記録を見ても、記憶を辿っても、購入後34年間一回も交換してないかもしれません。ということでスライドメタルとか、バックプレートとか交換します。

削れたスライドメタル

フォークを外したついでにステアリングのガタも点検したところ、ステアリングがラチェットのようにカクカクしてスムースに回りません。(走行中はあまり気にならなかったですが・・・)

ベアリングレースに打跡

開けてみるとベアリングが摩耗していました。両方から締め込むベアリングリムーバーの方が外れやすいのかなと思いましたが、貫通ドライバーで片方しか叩けないにもかかわらず結構簡単に1分ほどで外れました。(サービスマニュアルだとタガネになっている)

キャブの同調に大きな崩れなし

ここまで開けると3番プラグにも手が届きます。久しぶりに4本プラグを外して確認したところ、1番4番にカーボンがカブリ気味、エアスクリューを確認したところ全部バラバラで4回転くらい緩んでいるところもありました。キャブをバラした時に標準戻し回転数に合わせたはず。もう一度標準に戻して、キャブの同調を取りますが大きな崩れなし。

今回、ちょっとコックに負荷をかけるとガソリンが滲むようになったということで、フェールコックも交換しました。このパーツはOリング劣化の記録で10年前に交換した記録があります。で、今回の交換時は少しボルトが緩み気味でした。CBR250Rは18000回転まで回るので、高周波の微振動がネジやボルト類を緩めてしまうようです。ということで、ネジロックしました。(タンクのダンパーゴムの硬化も一因?)

このバイクは燃料漏れで燃える事故があったということで、フェールチューブの対策部品が出てます。私も一応チューブ交換しましたが、多分フェールコックとタンクの隙間からの漏れじゃないかと思います。

キャブのエアスクリューもこのままだとまた緩むと思うので、Oリングを変えてみてネジロックします。

1番4番のカブリの方は、同調の調整後もなりました。んー?なんでだろう?1番4番は同じIGコイルに繋がっているので、疑って測定したところIGコイル抵抗は2つとも規定値以内でした。再びキャブを開けてみます。

先輩のFZR250Rが1990だから33年前かな?

最近、高校時代の先輩が再びバイクを買ったそうで、一緒に走った頃の写真を送ってくれました。

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