水槽が苔だらけになってしまったので洗います。水槽、底砂まで丸洗いのリセットです。

水交換の頻度が低い、餌のやりすぎなどの原因もありますが、リセットの頻度が昔より上がっています。昔と変わったことといえば水槽用のライト。
愛用しているカミハタのヴォルテス30Wの蛍光ランプが切れた当時、交換用の蛍光灯が市場に出回ってなく、LEDに交換したことです。
今回のリセット時に検索したところ、蛍光灯が再び販売されていました。


左が注文した蛍光灯、右がLEDのライト。光の色温度も違いますが、照度がかなり違うということで露出計で計測したところ、蛍光灯は水面で15EV(快晴の明るさ)、LEDは17EV(真夏のビーチの明るさ)でした。
さらに蛍光灯の紫外線に注目してみます。紫外線は水中の病原菌を殺すことが可能で、生き物では体内でビタミンDが生成され骨の形成や新陳代謝をサポートするとのこと。

調べると蛍光灯に含まれる紫外線は太陽光の1/100〜1/1000の量だということですが、水面から5cmの距離でスパイラル蛍光灯の発する紫外線はもう少し強いのではないかと思われます。

苔の原因は餌のやりすぎ、水交換の頻度が少ないなどの要因もありますが、強い照明の当て過ぎも良くないので、ヴォルテス 30Wの蛍光灯の再販は大変ありがたいです。(LED照明の高さを変える、時間を短くするという手もあります・・・)
近年、オフィスや家庭の照明はLEDに置き換わっています。蛍光灯が太陽の1/100の殺菌効果を発揮するならば、病院などは蛍光灯を使用するのもありではないかと思いますが、LEDの寿命は蛍光灯の約4倍、電気代は約0.6倍。コスト高になるので、太陽光をコントロールして取り込める設計を考えた方がエコでしょうか。






































